知っておきたい食中毒の原因と予防法

お肉の生食や、お祭り、出店イベントなどで食べたものが原因で、食中毒になってしまったというニュースを耳にしたことがあると思います。

食中毒は年間を通して発生していますが、特に気温が上がる夏や、行楽シーズンの秋は特に発生件数が増加します。

筆者は、昨年1年間でカンピロバクターやノロウイルスの2つにかかってしまいました。
本コラムでは筆者の経験をもとに、食中毒の原因と予防法や、食中毒になってしまった場合の対応についてご説明させていただきます。

食中毒の種類について
まず、食中毒にはどのような種類があるのかご説明いたします。
・細菌系食中毒
牛や豚、卵によるサルモネラ菌や生の鶏肉などが保菌しているカンピロバクターなど
・ウイルス性食中毒
生の貝類が保菌しているノロウイルスなど
・寄生虫系食中毒
生の魚類に寄生しているアニサキスなど
知っておきたい3つのポイント
次に、食中毒について皆さんに知っておいてほしい3つのポイントをお伝えします。
① 食中毒を防ぐ方法
② 食中毒になった場合の行動
③ 食中毒になった場合の金銭的な負担について

① 食中毒を防ぐ方法

食中毒を防ぐための基本的な対策は以下の通りです。
・調理前や食べる前の手洗い、うがいの徹底。
・調理中や保存の際に、食品をしっかりと過熱し、低温で保管する。

また、「複数人で食事に行って同じものを食べたのに、一人だけ食中毒になってしまった」という事例もあります。
そういった場合、食中毒になった方の体調に起因することが多いです。
疲労や睡眠不足等に気を付けて体の免疫力を落とさないように気をつけることも大切です。

② 食中毒になった場合の行動

万が一、食中毒の症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。
飲食店で食べたものが原因だと判明した場合、医療機関は状況に応じて保健所に届け出るようになっており、これが他の人の被害防止にもつながります。

③ 食中毒になった場合の金銭的な負担について

食中毒になった場合、医療機関の診察料や、仕事を休んだ際の給与損失等の金銭的な負担が発生します。
飲食店等で食中毒になったと認められた場合は、店舗側から治療費などの補償を受けられる可能性もあります。
また、国内旅行保険には、食中毒に関する補償が付帯されるものもあります。旅行をする際には、保険内容を確認してみて良いかもしれません。

食中毒の予防を心がけ、楽しい食生活をお過ごしください。

この記事を書いた人

保険は、加入しなければいけないものと考えている方が多いと思います。
なぜ加入するのかを一つずつひも解いていき、万が一の際に「任せて良かった」と言っていただけるよう保険のことだけでなく身の回りの問題にまで寄り添えるサポーターであり続けます。

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